というわけで(というわけで?)、今日は東海学園サタデープログラムってのに行って来ました。
最初は一部のKIDの柴田氏と二部のminorinbkz氏のだけにするつもりだったけど、結局最後まで聞いてきちゃったよ。



まず一部『ゲーム制作の仕事 講師:柴田太郎(KID)』。今回はこれが主目的でした。
ほんとにマスターアップしたばかりのAR3「卒業」をちょっと見ることができました。いや、まぁ1と基本は変わらないから特に感動はないんだけども。
そうそう、雑誌とかでは3はサブヒロイン先生ってことになってるけど、先生は重要なキーキャラではあるけど、ヒロインは智也は唯笑、健はほたるで進むそうです。つまり先生は落とせないわけです。多分。
元々アフターレインは六本だす予定だったというお話も。でもスケジュール的に死ぬから三本になったそうです。
あと三本合わせた容量は1.8〜2本分。
アルバムも見せてもらえたのですが、なんとも意外というか、それを入れるかっ、なものが。いや、まぁネオジオポケット版ピュアのCG(一応反転。ネタバレではない。)なんですが。
さりげなくVol.3のアルバムまで表示されたときは焦った。核心っぽいCGは意識に入らなくてよかった。


CEROの話もありました。なんでもゲームを渡して審査するのではなく、プレイを録画したものを渡して審査してもらうそう。てか普通にセロって読むんだったのか。
CEROの審査基準はコチラが思っている以上に細かく、そしてコチラが思っているようなことは全くの対象外だったりするそうです。


そしてマビノのゲーム画面も見れました。書かないで欲しいといわれたので詳しくは書きませんが、雑誌に出てないようなものも見れました。ゲーム内時間が過ぎるのはかなり早いみたい。
販促とかは南野彼方さんが描いてるけど、ゲーム内CG等は全てJ.C.STAFFで描かれているそうです。雑誌のラフとかアニメっぽいというかコンテだったのが気になってたんですが、そういうことだったのか。
ボリュームは多いらしく、シナリオは3Mだとか。一時間ドラマCDが50k。重複部分があるので長さは計算できないそうですが、Ever17よりは多いそうです。
サウンドは全て阿保氏担当。
システム周りの画像はKID担当で、システムの操作系はマイメリ・モノクロ系だそうです。(他にメモオフエバー系、その他があるそうです。)
今回、アニメ製作会社にCGを依頼してることもあってか、CGはスクロールなど多用されていて、いつもより動く、とのこと。あとアニメも多用されてるとか。
もろもろ含めて実験作的なもので、こういう大きいのは一年に一本くらいしか作れないけど、出して行きたいとのこと。


で最後に質疑応答。なんかみんな真面目すぎて(ゲーム製作側になる為の質問とか)、ファン的質問し難かったです。
アフターレインでの詩音の声についてはオファーはしたものの、駄目だったようで、あれはKID側も苦肉の策だとか。
縁については、それから関連商品の展開はまだ予定にはないけど、出るだろうということで、もうどうしようもなくなった時は代役をたてるしかないと。それは詩音についても同様。
にしても後から思ったけど、カナタという前例があったんだった。


あと製作的な話等も聞けました。というかそれメイン。
業界はドッターが不足してるそうですよ?


そういえばサタプロ公式にいつの間にか学生によるインタビューの様子が追加されてました。



第二部は『愛と成長とゲームの仕事 講師:酒井伸和(㈱コミックスウェーブ minori事業部長)』。タイトルに特に意味はないとのこと。
始まってまず思ったことが、この方エンターティナーだなってこと。話し方とかうますぎです。
minoriの大本、コミックスウェーブはパチンコの液晶が主な仕事だとか。
nbkz氏の略歴の話とかも楽しかった。
高校ということもあって、18禁とかエロゲーって言葉は言わないようにしてました。でもタイトルとかは初め隠してたけど、あっというまに話してました。
これまで出した、これから出すものも含めてスクリーンに表示してた時、WindのOVAのとこで「黒歴史ね」と……ぶっちゃけ過ぎです(笑
あとminoriの営業の武勇伝が凄すぎ。いや、もうマジ凄いよ。
業界の黒ーい話なんかも聞けたりしました。
話は面白かったにも関わらず、話の大半は結構ゲーム製作の話で、かなりしっかりしてたかと。あと業界へのもぐりかたなんかも。


なんていうか今回のことでnbkz氏に惚れました。
サイン貰われてたのにびっくり。まぁあんな人ならそれも分かります。



最後、三部は『同人結界〜東方という作品とゲーム創作幻想 講師:ZUN(上海アリス幻楽団代表)』
これは先ほど書いたとおり聞く気はなかったのですが、二部を聞いた時点でかなり面白かったので、三部も聞くことに。
一番グレーな話が聞けた気も。
同人や、ゲームについての意識も僕ら最近の人間とは違って興味深かったです。
実は東方シリーズはやっておらず、初め聞く気がなかったのはそのせいなんですが、東方の話はほとんどなかったです。でも「あそこの庭は広いから」云々の話はサッパリでした……
某たぶん人気作の裏話が聞けるとは思いもよらなかった。
想像以上にいろんな意味で聞いて良かった講座でした。



てなわけでBlauHinmmel恒例、レポ風なものでした。
どこまで話していいのやらなとこもあったので書くのに迷いつつ書きました。
どの講義もほんと聞く価値のあるものでした。いや、あれで無料なんて。十分お金とってもいい内容でした。東海学園ありがとう。第七回も、期待して、いいのかな?